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(痛恨の)飯豊連峰縦走

時間たってしまったのでざっと。
ダニのあとはだいぶひいたが、まだ痒い。
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8月27~31日(予定)
1日目 新宿(夜行バス)~会津若松(鉄道)~山都駅(路線バス)~いいでの湯(林道歩き)~川入キャンプ場(泊)

2日目 川入キャンプ場~三国岳~切合小屋~本山小屋(泊)

3日目(予定)本山小屋~飯豊山~御西小屋~北股岳~門内小屋(泊)

4日目(予定)門内小屋~梶川尾根~飯豊山荘(路線バス)~小国駅

の所を3日目に飯豊山へは行かず川入へと引き返した。

8月中旬までは山都駅から川入までバスが出ているらしいが、この時期はいいでの湯までしか行かないので林道を2時間半ほど歩くことになる。
そんな酔狂な事をする人間は他にはなく皆自家用車でキャンプ場まで来ていた(皆夜になってから来て車中泊していた)。

管理人がいないのでタダかと思いきや、夕方やってきて1000円徴収して帰って行った(夜やってきたマイカー組は金を払っていない!!)。
他に利用者はなく管理人が構わないというので炊事場の屋根の下で寝た。

そしてここでダニにやられたと思われる。
他にも蚊、カマドウマ(便所コオロギ)、ブヨ、セミなど昆虫のオンパレードだった。
セミが枕元でうるさいので見てみると、カマドウマがセミを食べていた。

朝が来て深夜バス、虫の襲来と2晩続けての寝不足のまま雨の中歩き出す。
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かなり急勾配の樹林帯、鎖場のある岩場の稜線を歩いて行く。
風が無い分しっとりと雨が体をぬらしていく。
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9時間弱で本山小屋に到着。
ここは幕営不可かと思っていたけど、可能だった。
この山域全体は地図にも幕営化のマークが出ていない。
自然保護のため天場があってもなるべくやめてほしいという感じらしい。
切合小屋にも天場があったが三国小屋には無かった。
小屋といっても夏場は管理人が常駐する非難小屋というシステムで基本素泊まりらしい。

小屋に泊まろうと思ったが着くなり少し晴れてきたので、タープを張る事にする。
最初はこんな感じで張っていたけど
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日が暮れて風が冷たくなってきたので、足元だけふさいだ。
寝具がモンベルインナーダウンパンツ、パタmicro puff hooded、キャプ2長袖、hiker`s depotオリジナルトップキルト、モンベル ブリーズドライテックシュラフカバーのいつもの感じ。
最低気温が7度ほどで少し寒かった。
トップキルトとタープの組み合わせの限界だった気がする。

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雲がまだ多いが、中々良い夕焼けが拝めた。
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今回の山行で良い景色が拝めたのはこの時だけだった。
夜半からまた雨がタープを叩く。

翌日も朝から雨で台風の影響だったとは後で知った。
楽しみにしていた稜線が全てガスに覆われているので撤退を決める。

林道を歩いて帰る途中、山帰りの車が5台ほど抜いて行くが誰も拾ってくれず。
いいでの湯で温泉に浸かりバス、特急列車を乗り継ぎ、郡山から新幹線で帰ってきた。

翌日とても楽しみにしていた山の会合があったのだけど、台風の影響で流れる。

同じく天気に恵まれない三鷹のご主人とお祓いにでも行きましょうとささやき合う(半ば本気で)。
by yasler | 2009-09-05 02:35 | 歩記
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