八ヶ岳縦走Hike1日目

始発で茅野駅に向かい、バスで美濃戸口へ行ったがここで降りた乗客は僕と合わせて2人のみ。
カリマーのリッジを背負った女性だった。これも何かの縁と挨拶をしようとしたが、警戒されたのかそそくさと行ってしまった。赤岳山荘の方へ行ったので、僕とは別ルートだ。
僕もパッキングを直して速やかに出発する。
僕は毎回登山届けを出す事にしている。今回も用紙があったので記入して提出した。

初おろしのGOSSAMER GEAR MARIPOSA。プラスではないやつ。
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インプレから書くと、全くストレスを感じなかった。背面のパッド入れには4ピース分にカットしたZ-LITEを差し込んだ。最初はクセのある背負い心地で少し痛かったがすぐに慣れた。
ま、細かい使用感は後日。
別荘地を抜けて御小屋尾根を通り、まずは阿弥陀岳を目指す。
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頭上には雲は無く快晴と言って良い天気の下、森の中を快調に歩いて行くが気になるのはバスの中から見えた赤岳の稜線上にかぶさっていた雲。
雪というと冬の奥多摩あたりしか歩いたことのない僕にはまだ積雪した八ヶ岳の稜線を歩く技術も装備もないので、今回は「積雪があった場合は引き返す」という事を出発前から決めていた。
下から見た感じだと雪がついているが、積もってはいなさそうなのでとりあえず進む事とする。

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1時間半ほど登ったところでそろそろ地面に白い物が見えて来る。アイゼンを着けるほどではないが踏み後がないのが少々怖い。このルートに入っているのは僕一人らしい。

見晴らしの良いところでランチとする。mariposaは背面のパッドをすぐに抜き出せるので、休憩時快適だ。
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いつものT‘s超軽ブラッシュ、風防、MSRカップにフタはzzz_bearさんのマネをさせてもらった鍋焼きうどんの容器。100均で2個100円で買える。アルミホイルより肉厚でボロボロにならずかなり使える。端を折り返せば結構キッチリはまるのでスタッキングするにも問題ない。
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地図上だとトレイル上に不動清水という水場があるように書かれているが、実際はトレイル脇の斜面にあるので注意が必要。水場の先も道っぽいので行きそうになるがすぐに進退極まる感じになるので危ない。

阿弥陀岳に近づくにつれてガスと雪が増えてきたがまだ積もってはおらず歩くのに支障はない。しかし僕を怖気づかせるには十分なロケーションとなってきた。
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登るというよりガスの中に向かっていくという感じで進むと、おおブロッケンだ。
ちょうどカメラをいじっていた最中だったのですぐさまカメラを向けて3枚ほど撮ると消えてしまった。
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阿弥陀岳山頂に着く頃にはもう完全にガスの中だった。
一応この日に赤岳に行くつもりだったが、ガスにつつまれ何も見えないのでもう行者小屋まで下りる事にする。夏にも赤岳に来たがその時もガスで展望ゼロだったので、わざわざ行く意味はまるでない。



小屋への分岐で小屋のスタッフっぽい若い女性と出会う。
そこだと電波が入るのか立ち止まって携帯をいじっている横を挨拶をして通りすぎた。
5分遅れ位で彼女はその分岐から下ってきたが、あっというまに抜かれる。
足元を見ると長靴だ。スゲーな。

行者小屋に着くと夏にも見かけた小さな女の子が、母親と小屋の前で遊んでいた。
この娘はひどくシャイで声をかけると可哀想なくらいうつむいてしまうのでそっとしてあげた。
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いつものHUT2。
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しかし幕営料1000円は高い。名高い赤岳の麓の小屋という事でこれは仕方ないのかな?
当然というか張っているのは僕一人。小屋の方には何人か泊まっているようだった。
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寝床。夏も使っていた半端リッジレストに背面パッド兼の4ピース分Z-LITEをつなげると、ジャストフルサイズとなった。こういう合理的なシステムは気持ちが良い。-5~6℃まで下がったが(温度計故障中)底冷えは感じなかった。

小屋で買ったモルツを飲みアルファ米、わかめスープを食す。
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アルファ米、切干大根、ひじき、大豆ミート、塩昆布、切り板麩を事前に混ぜてジップロックに放り込んでおく。味付けは吸い物の素と、かつおのふりかけの2種類用意した。4食分持って行ったが、味に変化をつけるために小さい容器にめんつゆとゴマ油を用意した。
切干大根は味がよく出るし歯ごたえもあるので、是非おすすめしたい。

アルコールが入り腹がくちくなるともう眠くなってしまったので18時頃就寝した。
インナーダウン上下とモンベル#4、パタゴニア・キャプリーン4、ブリーズドライテックのカバー、イスカダウンシューズでそこそこ暖かかった。やはりマットがフルサイズだと良い。
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稜線上の不穏な動きの雲が気になる。

続く。
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by yasler | 2008-11-05 00:29 | 歩記
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