Okuchichibu hike with Glenvp&愚蓮隊 Day2

二日目
晴れのち曇り
国師ヶ岳付近より富士山を望む
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暗いうちから各久起きだして朝食、支度を始める。
夜間の最低気温が4度ぐらいだっただろうか、ISUKA AIR150に三鷹キルト、モンベルダウンパンツ、パタゴニアパフボールジャケットで特に寒くもなく心地よく眠れた。

朝食は前夜炊いた玄米の残りに乾燥ワカメや高野豆腐を加えておじやにした。

ビヨさんに頂いたスタバのインスタントコーヒーが中々いけるので驚いた。
インスタントは甘ーくしないととても飲めないがこれはブラックで飲める。
ブラックはカロリーがないので山では贅沢品だがやはり気が入る。

Miguelさんはやはり体調が優れないとの事で残念ながらここでリタイアとなった。
(大弛峠までは舗装路が続いているためエスケープは容易にできる)
実は彼は出発前にGlenから荷物チェックを受けて防寒具等を省かれていたらしい。
そのためかなりつらい夜を過ごしたようだ・・・。

まずまずの天気のもと六時過ぎに出発。
冷えて気持ちよい空気のなか、木道の階段をふみながら森の中を行くと早速国師ヶ岳に着く。

雲海に浮かぶ富士山を眺めて感嘆の声を上げる一同。
Glenに富士山を見せる事ができて皆ほっとしていた。
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眺めの良い所では自然と記念撮影大会となる。
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この直後にガスがかかってしまったのでかなり運が良かった。
ここからは奥秩父らしい森林歩きとなる。
ところどころ開けて富士山を眺めながら歩けるルートなのだけどガスってしまい展望がない。

両門の頭付近。
少しガスが晴れて山々を見渡せた。
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Glenが歩いてきた尾根を指して「あそこから歩いてきたと思うと凄い」というような事を言っていた。
普段全く同じ事を考えて山を歩いていたので日米共通の感覚なのだと思い嬉しかった。

土屋さんとGlenは同じGGのMurmurだったが同じPackとは思えないぐらいボリュームが違う。
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Glenは誰に教わったのかここの道標を指さして「これは山という漢字だ」と言っていた。
そしてビヨさんが川と森についてレクチャーしていた。

今回の山行で一番山頂らしい山頂である甲武信で記念撮影大会。
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会いたい会いたいと思っていた待望の面々なので仕方ない。
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山頂で一緒になったご夫婦が土屋さんとビヨさんの装備に興味津々だった。
特にSINANOのトレランポールとローカットシューズに驚いていた。
奥様の方がショップで勧められたというゴツめの靴が足に合わず痛いと言っていた。
そこで土屋さんがローカットシューズの利点とリスクを合わせて解説してULの布教普及活動を展開する一幕があった。
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甲武信小屋にておでんを食べるジョウタローさんとGlen。
まさかスルーハイクのレジェンドが小屋で食べ物を頼むとは思わなかった。
そして何故か箸の使い方がやけに上手だった。
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アメリカのトレイル上にはこのような営業小屋はないだろうからもちろん今回は特別だろう。
日本のトレイルはハイキングルートとしてだけではなく、昔から商人などが峠越えのために利用する道でもあったため、峠の茶屋文化があるんだと説明したがこれは合っているんだろうか。

そしてここで大きな決断を迫られる事になる。
足の爪の状態が良くないCreepさん(紫色に変色した爪を見てGlenが剥いであげようと半ば本気で言っていた)古傷の足首が思わしくないジョウタローさん、街で用事をひかえていて3日目早朝に下山予定だったULGさんとはここで別れる事になった。
Creepさんはまだ歩けると言っていたが、この先は急な下りがあるのでその足では無理だろうと説得した。
せっかくの機会で皆ともっと歩きたいであろう気持ちが伝わってきて心苦しかった。

だけどすでにULGさんと交友のある小屋番ヅメさんの計らいで中々愉快な夜になったようだ。

しかし残ったメンバーでの作戦会議も続いていた。
この時点でまだ13時、このメンツなら普通は雁坂峠、雁峠あたりまで行けてしまうだろう。
だけどそうなると3日目4日目に余裕が出来すぎてしまうという問題がでてくる。
連休が絡んでくるので雲取付近の天場は凄く混むだろう。
時間調節するために適当な地点でステルスでビバークするという手もあるのだけどこの人数では難しい。


そして我々がとった行動は・・・


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破不山避難小屋泊り(phto by Beyond)。

雨降って来たし、寒いし、ガスでホワイトアウトだし・・・。

ここにはストーブも薪もあるのだけど、一応薪は緊急用となっているので使用は最小限にして律儀に焚き木を拾いに行った。
Glenも参加して皆火起こしに夢中になる。
トレランポールをふいごに使ったケースは世界でも稀なんじゃないだろうか。

玄米納豆梅干ご飯で日本の底力を見せつけた。
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日本語禁止令やGlenのエマージェンシーキット講座などこちらも充実した日米交流の宵となった。
やはり寒いのだろうGlenはシュラフを体に巻いてその上からシェルを着るという技を披露していた。

「普段こんな小屋泊らないんだよ?」と言いわけをしつつ眠りについた。

続く。
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by yasler | 2010-10-25 22:46 | 歩記
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