7月25~27日
1日目 夜叉神峠登山口(1330)~南御室小屋(1700)泊 2日目 南御室小屋(0500)~薬師岳~観音岳~地蔵岳~早川尾根小屋(1200)泊 3日目 早川尾根小屋(0430)~アサヨ峰(0615)~北沢峠(0900) 4時半に目覚ましをセットしたはずが、目覚めたころにはすっかり空が明るくなっていた。 3時間の寝坊という大失態から今回の山歩きは始まった。 とにかく新宿まで出て直近の特急あずさで甲府へと向かう。 甲府でも1時間のバス待ちを強いられて、結局夜叉神峠登山口へ着いたのが13時過ぎ。 こんな時間から歩き出すのは初めてだけど、とにかく自分で生んだロスは自分の足で消化するしかない。 厚い雲からちらちらと太陽が覗く天候の中樹林帯を進んで行くと、30分ほどで夜叉神峠小屋へ着く。 この時点で14時過ぎ。 コースタイム通りだと次の小屋に着くのは18時過ぎになる。 そんなにかかるとは思えないけど咎められると面倒なので、失礼な行為と思いつつ小屋前をそそくさと通過する。 雨を落としそうな雲がたちこめているので、急ぎ足で歩きつつも中々豊かな原生林(シラビソ?)なのでつい足を止めて眺めてしまう。 急なアップダウンもなく気持ちの良い道が続く。 前回捻挫した足首もテーピングのおかげか快調なので、特に休憩もとらずチョコバー、柿ピーなどを頬張りながらひたすら歩く。 行動食として毎回柿ピーを持って行くのだけど、これを肩からかけたズタ袋に入れておくと歩きながらついばめるのでとても具合が良い。 樹林帯が少し下りにさしかかった所で盛大な笑声が響いて来た。南御室小屋だ。 ずいぶん騒がしいなと思ったら小屋の前の広場のあちこちで酒盛りが行われている。 まるでビアガーデンのようなあまりの騒がしさに愕然としたが、ほどなくして雨が降って来て皆小屋の中に入って行った。 人の多い小屋に来るといつも思うのだけど、何故あんなにも大きな声で会話する必要があるのだろう。 とにかく受付を済ませて屋根を張った。 今回もGO-LITEのポンチョタープを使用。 雨が降って来ていたが風向きは一定だし大きめの木の下の場所を確保できたので開口部を広めに張った。 実際翌朝まで中が濡れる事はさほど無かった。 寝具としてHiker`s Depotオリジナルの化繊トップキルトを使用。 寝巻きがパタのmicro puff hooded、モンベルのジオラインLWタイツで最低気温12度、風スースーの状態で寒くもなく寝る事が出来た。 キルトの撥水性はさほど期待していなかったのだけど、思いのほか水を弾いていて驚いた。 寝巻き寝具共に化繊で濡れや湿気に神経質にならないですむというのは大変気楽で良い。 暗くなるころには雨も止み少し星が見えてきた。 小屋で買ったビール、袋飯を腹に入れて明日の山行に思いを馳せる・・・間もなく8時頃に眠りに落ちた。 続く。
by yasler
| 2009-07-31 20:51
| 歩記
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